糖尿病で妊娠した時の注意点

糖尿病合併妊娠になった時の注意点

 

ここ最近若い糖尿病患者が増えてきており、それに応じて糖尿病を発症中に妊娠する方も増えてきています。
糖尿病合併妊娠と呼ばれるこの状態は日本全体の妊婦のうち0.25%ほどしか居ないといわれていますが、年々上昇傾向にあることを考えると万が一に備えて必要最低限の知識を覚えておいて損はありません。
糖尿病合併妊娠になった時どういった点に気をつければ良いのでしょうか。

 

出産前の注意点糖尿病合併妊娠になった際はまず出産できる状態になるまで体調を改善させなければなりません。
糖尿病の方は血糖値のバランスが崩れ、胎児に過剰な栄養を与えている状態に陥っているので、まず食事療法によって栄養バランスの採れた食事を毎日取り、運動療法によって余計な体脂肪を取り除いて胎児に与えるブドウ糖などの量を正常値に近づけましょう。

 

さらに妊娠中はホルモンの分泌量の変化などが影響してインスリンの分泌量も減少しているので、インスリン投与によってインスリンの不足を補う治療も並行して行うことが多いです。
出産時の注意点糖尿病合併妊娠の際の出産は母子ともに多くのリスクを抱えた上で出産することが多くなります。血糖値の乱れは羊水の過剰分泌を促して逆子の状態を作りやすく、過剰な栄養摂取によって子どもが巨大児になるケースも多いので、出産時に産道を傷つけたり、帝王切開を余儀なくされるケースも珍しくありません。

 

さらに妊婦高血圧症候群を併発していることも多いので、帝王切開時に大量出血を引き起こすなどのトラブルも発生しやすくなります。

 

そうなる前に出産前のケアは欠かすことなく続けましょう。出産後の注意点無事出産することになっても最後の最後まで油断は禁物です。
糖尿病合併妊娠になった方の多くは出産後にも糖尿病になることが多く、さらに子どもも糖尿病を引き起こしやすい体質になっている可能性が高いので、出産後も継続して糖尿病予防を意識した生活を送る必要があります。
食事療法や運動療法は継続して行い、親子で定期的に医師の検査を受けて今後糖尿病を発症する可能性があるかどうか詳しく調べてもらってください。